ヨブのように信仰を試されて
今年に入ってから、私は日々それまで出来なかったことが少しずつ出来るようになるという、大きな祝福を受け続けてきました。
しかし今月に入り、突然の病に倒れ、まるで心の中の三分の一ほどを忘れ去ってしまったかのような感覚に陥りました。
それまで当たり前のように出来ていたことが、急に出来なくなってしまったのです。
現在は、一つひとつを思い出しながら、少しずつ祝福を取り戻している最中です。
この状況が、旧約聖書で描かれたヨブの人生に重なって感じられ、私はヨブ記の情景をもとに歌詞を作り、曲にしてみました。
今回、私からは多くのものが奪われました。
しかし、それはまるで神様から信仰を試されているかのようでした。
だからこそ、ここで愚痴をこぼすのではなく、より強い信仰を持って神様と共に歩んでいくことを、心から誓います。
ウツの地に生まれし者
富と栄えに囲まれて
義を重んじ 神を畏れ
まっすぐに歩んでいた
天は語る その正しさを
だがサタンはささやいた
「報いがあるから 従うだけ」
そして嵐は始まった
それでも僕は信じる
すべてを失い 身は裂かれても
主よ あなたを呪わない
与えたのも 奪ったのも
すべてあなたの御手の中
友の言葉 重くて遠い
慰めに来た 友の声
だが刃のように胸を刺す
「きっと罪があるからさ」
僕の叫びは空に消えた
答えのない 長い夜に
問い続けた この痛みを
だけど主は嵐の中で
静かに語られた
それでも僕は信じる
理解は届かずとも あなたの御業
星をちりばめたその手が
僕を見捨てるわけがない
すべてあなたの御心のまま
祝福は待っていた
傷は癒え 日々は戻り
かつてよりも豊かになり
子らの笑顔が風に揺れ
主の恵みを歌っていた
試練の果てに 知ったこと
「神はただ 善なる方」
僕の信仰 報いではなく
あなたを愛する心ゆえ
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